最善を尽くしてくれる – むつう整体 みらいゆ品川


最善を尽くしてくれる


むつう整体みらいゆ品川スタッフの木村順一です。

ライアル・ワトソンという人をご存知でしょうか。科学者であり、たくさんの魅力的な著書を出された方です。

『ロスト・クレイドル』という著書にこんな一節があります。(p.145)

最近ケンブリッジである面白いことがありました。ケンブリッジの三年生の優等生が、実は数学の天才的な学生だったんです。同時にラグビーの選手でもあった。ラグビーの試合で頭を蹴られ、脳震盪を起こして病院に運ばれたんです。大した怪我ではなかったんですが、CTスキャンとかⅩ線とかを撮ってみたら、驚いたことに脳がなかったんです、その人は。脳のある所に脊髄液が一杯詰まっていたそうです。空洞があって、空洞が脊髄液で一杯になっていて、その空洞の端の方に三、四ミリの厚みの大脳の組織がわずかに残っていたそうです。そこで普通の人間の脳のわずか1パーセントか、1パーセント以下の脳の重量しかなかったにもかかわらず、大変優秀な数学の学生で、しかもスポーツマンで、普通の青年だったんです。本人も自分の脳がないということを知らされて大変なショックを受けました。本人以上に科学者にとっても大きなショックでした。脳の大きな方が頭がよいとか、あるいは脳がなければ知能的な活動はできない、と思っていたのは間違いではないかと思われるようになりました。

(著書からの引用はここまでです)

人間もまた、身体の内側と外側で働く自然の力によって、現状でベストの状態であろうとします。
設計図通り完璧でないと生きられない、ということはありません。
置かれた状況で最善を尽くしてくれるのです。

ここで、重要なポイントは「置かれた状況で」というところです。

脳(おそらく大脳のことだと思います)が1%しかなかった青年が、この例のとおり、天才的な数学の学生で、ラグビーの選手で、普通に暮らすことができていたのは、きっと、「置かれた状況」がとても良かったのではないかと推測します。

先天的な脳の欠損はその時点まで気づかれなかったので、変えることのできなかった条件です(実はこれも幸運だったのではないかと思われます)が、その他の条件が良かったために、欠損した部分を補うのにたくさんの力を注げたのではないでしょうか?

もし仮にこの青年の置かれた状況がとても悪かったらどうだったでしょうか?

不潔(あるいは過度に清潔)で、栄養が足りず(あるいは栄養過多で)、心身ともに過酷な状況(あるいは心身ともに過保護な状況)で生まれ育ったとしたら、こんな奇跡は起きなかったかもしれません。
なぜなら、そんな過酷な環境では生命を維持するので精一杯で、大脳の機能を高めたり、スポーツで活躍できたり、世間並みに生活ができたりというところにエネルギーを傾ける余裕はないんじゃないかと思われるからです。

現代の日本で暮らす私たちは、幸運なことに自分自身が本来持っている力を発揮できる状況を選ぶことができます。

ですから、この青年のように自然の奇跡を身に受けて人生を謳歌するためには、選べるのであれば、できるだけ心身が自在に力を発揮できる状況に身を置きたいものです。

具体的にどうすればより良い環境で生きることができるのだろう?と手がかりを必要とされている方はぜひ一度、全国のむつう整体・イネイト療法の拠点までお問い合わせください。

(お詫びと訂正)

9月7日に本記事を公開した際、ご紹介した著書のタイトルに間違いがございました。
お詫びして、訂正させていただきます。

(正)ロスト・クレイドル
(誤)ネオフィリア